ヴェネチアン・ローマン体を完成させた男ニコラ・ジェンソン様

1450年頃にグーテンベルクがマインツで活版印刷を事業化すると、この画期的な技術はヨーロッパ各地に素早く広まっていきました。

さて、そのグーテンベルクが作った(そして使った)のは、ゴシック体と呼ばれる、中世の写本の字に似せた重苦しい活字です。日本ではゴシックというと明朝体や教科書体ではないフォント(MSゴシックとかOSAKAとかメイリオ)を指しますが、それとは全く無関係です。

さてその本来のゴシック体は、迫力はあるのですが、あまり読みやすいものではありません。そこで古代ローマの碑文から大文字を借用し、8世紀のカール大帝の時代に作られたカロリング小文字体という書き文字と組み合わせた活字のセットがイタリア北部、ヴェネチアで考案されました。

何故ヴェネチアかというと、ドイツとイタリア諸都市のちょうど中間点にあった上に、商業が極めて発達した都市でしたから、印刷ビジネスを開業するには都合が良かったんです。

そのヴェネチアで活躍した印刷業者たちの中でも最も有名なのがフランス人のニコラ・ジェンソンでした。ジェンソンはフランス王シャルル7世(ジャンヌ・ダルクを見殺しにしたことでも有名な王様)の命で1458年にマインツに赴いて活版印刷技術を学んだ後、1468年にヴェニスに移住してそこで印刷工房を開き、現代のローマン体の基礎となる活字をデザインしました。

¥ 2,500

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※送料は別途発生いたします。詳細はこちら

送料について

この商品の配送方法は下記のとおりです。
  • 定形外郵便

    保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。

    全国一律 300円

※30,000円以上のご注文で送料が無料になります。

※この商品は海外への発送は行なえません。

<>外部サイトに貼る
外部サイトへの埋め込み方

下記コードをコピーして、あなたのwebサイトのHTMLに貼り付けてください。

ショップの評価